シャンプーをやめて湯シャン生活にした話
突然ですが、
シャンプーをやめて約2年が経ちました。
シャンプーどころか、コンディショナー、トリートメント、洗顔料、ボディーソープ、化粧水、乳液、ハンドクリームまで、あらゆる化学製品を身体に塗りたくることをやめました。
それらを一切絶って2年が経過しましたが、お肌がとても綺麗になりました。乾燥肌も治りました。
お肌の悩みを抱えている方の、解決の一助になればいいなと思い 、ノンシャンプー生活について綴ってみます。
ノンシャンプー生活のきっかけ
きっかけはこちらの本です。
皮膚科の先生が書かれています。
「肌」の悩みがすべて消えるたった1つの方法―美肌には化粧水もクリームもいりません―
一部解説すると、
・シャンプーや洗顔料は汚れだけでなく必要な皮脂まで根こそぎ洗い落としている
・皮脂は肌の保湿のために必要
・皮脂を落とした代わりにトリートメントや化粧水で肌を埋めてケアしている
お肌のケアをするのには、皮脂があれば充分。
汚れを落とすには、皮脂を落としてしまうシャンプーやボディーソープは使わず、お湯でさっと洗い流すだけで充分。
そんな内容です。
シャンプーしないの!?嘘でしょ!?
まずそう思いました。生まれた時からシャンプーしてリンスして身体を洗ってきているので、その前提を覆されかなり抵抗がありました。
しかし、わたしは、毎日のお風呂がめんどうくさくて仕方がない、とっっっても怠惰な人間なので、シャンプーしなくていいなら楽じゃん。。。。。と思ったので、ものは試しだ!とやってみることにしました。
いざ、ノンシャンプー生活
湯シャン生活を始めるにあたって、用意したものはこちら。
静電気を抑え髪を傷めにくい 木目調 猪毛 ヘア ブラシ 細植タイプ
純度の高いワセリンと、猪毛のブラシです。
ワセリンは顔を洗ったあとにうすーく伸ばして塗ります。
猪毛のブラシは頭皮の皮脂を髪の毛全体に行き渡らせるために使用します。
詳しくは宇津木先生の本を読んでみてください。
湯シャン生活を始めたのは冬のはじめです。
湯シャンを始めてすぐに効果が出るわけではありません。それまで蓋をされていた肌が再生するまでに、かゆみやにおい、粉ふきなどの症状が出る場合があります。あたたかい季節にはオススメできません。
寒くなる冬に向けて、髪も顔も身体もお湯で洗い、ケアはワセリンをうすーくつけるだけ、の生活を始めました。
湯シャンの効果は?
どれくらい経ってからかは正確には忘れてしまいましたが、おそらく1、2週間で変化は起こりました。
頭がかゆくなり、フケがたくさん出るようになったのです。
本を読んでいて想定の範囲内ではありましたが、日焼けした皮がむけるようにポロポロと頭皮からフケが出てきたので、多少不安になりました。
1ヶ月もしないで治まったのですが、その時期は少し人目を気にしました。不潔って思われないかなーと。
その時期を乗り越えてからは最高でした。
頭のかゆみもひき、髪も問題なくサラサラでしたし、肌荒れや乾燥肌も治りました。
冬場なのにハンドクリームつけなくていいんですよ。背中や足も乾燥でかゆくてかゆくて困っていたのに、パッタリとなくなりました。
ちなみに、整髪料や化粧を落とすのには純石鹸を使い、お湯で流したあとにクエン酸を溶いたぬるま湯をかぶったりしています。髪のゴワゴワやお肌のつっぱり感もなくなって良いです。
楽をして美肌を手に入れる。最高ですね。
ただ、例えば、化粧水をしたあとのモチモチ感、のようなものはありません。赤ちゃんみたいな肌になったわけでもありません。年相応の、きれいなお肌になりました。お肌に必要十分なうるおいがあり、とりたててトラブルは起こらない、そんな印象です。
ですから、他人より飛び抜けて美しい肌になりたい!という方には向いていないのかな、と思います。
お肌が再生するまでの期間、辛抱強く待たなくてはいけないこともつらいです。
すべての人にオススメすることはできませんが、わたしのようにめんどうくさがりな方、お肌のトラブルがなかなか解決しない方は、試してみてもよいのではないでしょうか。
ξ´๑•ω•๑`Ҙ See you mof.
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